かりそめの公爵夫人~作品紹介(登場人物・召喚獣)~

作品概要

  • 題名(韓国語): 빈껍데기 공작부인
  • 題名(英語):The Soulless Duchess
  • 原作:Jin Saeha
  • 作画:Han Jinseo
  • 掲載誌: Kakao Entertainment Corp.

月曜連載 ピッコマ独占配信  第79話更新

あらすじ

婚約者の知られざる恋人が実の従兄であるという真実を知った日、わたしは無残な死を迎えた。 死んだはずのわたしだったが、目を覚ますとなんと二十歳の姿に戻っていた。 どういうワケか過去に戻ったわたしは、婚約者の言いなりだった人生から逃れるため、愛のない契約結婚をすることになる。 最初は愛のない形だけの結婚だった…はずなのに。愛に不器用な男女の胸キュンラブストーリー。

ピッコマより

キーワード

恋愛 結婚 タイムリープ 召喚師 神獣 ファンタジー 王様・貴族 少女マンガ

題名「かりそめの公爵夫人」とは

「かりそめの公爵夫人」とは作中でクロードを揶揄して使われた言葉である。身分も容姿も完璧で数々の功績をあげてきたクロードだが唯一の欠点が未婚である事。帝国では結婚することで完全な状態になると信じられている。そのため未婚であるクロードは中途半端な公爵として一部の人々に陰で笑い者にされていた。

また彼の社交界での評判は他人に関心がなく冷徹で人を愛さない人物、冷遇されるのが目に見えているのに彼と結婚しようとする者はいないといったもの。
結婚したとしても彼の妻は愛されることもなく間に合わせの形式上の公爵夫人に過ぎないといった意味合いで「かりそめの公爵夫人」と揶揄された。
そのような一部の陰口や評判はあるものの、彼にアプローチする女性が後を絶たないというのが実情である。

イヴォナ(主人公)の回帰前

彼女の人生はガスパルに捧げ、その代償は非常に大きいものであった。
ガスパルの願望を叶える為、家門に伝わる「秘笈」の研究をなかば強制的に強いられ、強大な魔力を手に入れた。
だがその代償としてイヴォナは醜い姿になり、体を蝕まれてしまった。
死にゆく間際、イヴォナは婚約者・ガスパルと従兄・トリスタンが恋仲にあり、自分の恋心を利用して都合よく使い捨てようとしている事を知る。
しかもトリスタンそっくりの子供を産ませる為に利用することも考えていたと言う。
真実を知った時は遅く、悔しさの中気を失ったのであった。

登場人物

主要登場人物

イヴォナ

本作の主人公。平凡な貴族の家の平凡な容姿の少女。召喚師でその召喚術のレベルは高い。
回帰前は父やガスパルの言うことを聞く内向的な性格だが芯の強い女性。女性ということで軽視や制限されるのが嫌い。
回帰前のような悲惨な目に合わない為の回避策としてクロードに契約結婚を申し込む。
先に起こることを体験している為、復讐とは別に魔王討伐も視野に入れて行動している。

クロード

クロード・ベン・ショルニア・アゼンタイン
数百年も前からその誕生を予言された聖剣の持ち主。功績をあげ皇位継承権を持ち、貴族や庶民からも評判は良いが、その人柄については冷徹と評され揶揄される。
前世でイヴォナはガスパルの影として討伐に参加した際に関りがある。冷徹と評される本来の彼の人となりを知っており、実験後の醜い姿でも唯一人間として接してくれた人物として信頼している。

ガスパル

イヴォナの婚約者。皇帝の甥で皇位継承権を持つ。クロードと何かと比較されて彼を敵視している。
「黄金の召喚師」と評され討伐などで活躍しているが、その実態はイヴォナを影として利用し得た功績である。ガスパル自身はイヴォナなしでは召喚術は使えない。
回帰前はイヴォナのおかげで次期皇帝の座を手に入れたが、彼女の恋心を利用し続けずっと裏切っていた。

トリスタン

イヴォナの従兄。父親同士が双子の為イヴォナと似ているがトリスタンの方が男でありながら美しいと評される。
イヴォナの婚約者・ガスパルとは恋仲。
見た目に反して富と権力を強く欲している。頭は切れるほうで人の願望に漬け込み、取り入るのが巧み。

イヴォナの神獣(召喚獣)

ハスラート

白い大きな狼のような神獣。主に物理攻撃が得意で戦闘面で活躍する。また騎乗でき空を高速で駆けることができる。
イヴォナがガスパルの影として活動していた頃にハスラートを使用していた為、周囲はガスパルの神獣だと思っている。

アスラン

黒いウサギのような神獣。水・氷と闇の神獣。愛らしい見た目に反して攻撃魔法が有能で主に水や氷魔法を使用する。
また闇魔法で姿を隠したり、見たものを映したりと偵察に適した魔法も得意。

シャルル

ピンクの愛らしい猫のような神獣。花と木の神獣。
花を咲かす。イヴォナが正確に知っている薬草を栽培でき、錬金術の材料取得に貢献する。
また、ツタを使って対象を拘束・攻撃して戦闘面でも活躍する。

神獣王 ルキウス

本来の姿は巨大な鳳凰のような鳥の姿。周囲へ正体を隠す為、小さな赤い小鳥の姿をしている。イヴォナとは言葉で意思疎通できる。
イヴォナを大変大事に思っていて、彼女に害をなすものがいないか監視の目を光らせていて、老婆心のような心配をよくする。
イヴォナ同様に前世の記憶があり、当初からガスパルの事を大反対していてイヴォナの人を見る目だけは信用できないと評している。

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